【デジタル・コンテンツを使ってみよう】
◆デジタル・コンテンツはアチコチに◆
- デジタルコンテンツの用途
学校でのデジタルコンテンツの用途で整理してみると、次のような枠組みでとらえていくことができそうです。
「先生が提示に利用する」
・大きく印刷、プロジェクタで投影
・シミュレーション、フラッシュカード、図解
など
「子どもが学習に利用する」
・素材として再加工可能な部品や資料
・インタラクティブな操作ですすめていくドリルやRPG的なもの
- 施策で整備されてきたコンテンツ
色々な団体がお金をかけて作ったコンテンツが多数あります。
教育情報ナショナルセンター(NICER:ナイサー)
学習者むけ、先生むけなどに分類されています。
教育用画像素材集(IPA:アイピーエー)
素材が中心です。
今日から使えるデジタルコンテンツ(文部科学省)
ネットワーク型コンテンツ開発事業として、平成12年、13年に整備されたものなので、時期がたってしまい、既にリンク先がない所も一部あります。
国土情報ウェブマッピングシステム(国土交通省)
昭和40年代、昭和50年代の空撮写真(空中写真)がデータベース化されています。これと最新の写真を比較するなど可能でしょう。
- 教育委員会で整備されてきたコンテンツ
2で紹介したような中央?でつくられてきたものもありますが、各教育委員会でも、独自にコンテンツをつくり、提供している所も増えてきました。
たとえば、以下のところが豊富なコンテンツ量で利用率が高いそうです。
教育用画像素材集(岡山県情報教育センター)
ディジタル教材/教育用コンテンツ(岩手県立総合教育センター)
デジタル教材(e-net)(熊本市教育センター)
地域によっては残念ながら、地域の学校からでないと見えない「イントラネット」としてしか提供していない所もあります。
次の
表都道府県の教育委員会(教育センター)で整備されたコンテンツと研修
は、2004年秋に、「ITCE東海の会」というグループで協力しながら作成されたものです。
最初の欄は、各都道府県の教育センターのURLです。
2つ目の欄は、そのWeb上で、デジタルコンテンツが公開されているかどうかの状況です。
背景色が赤い色は、公開されているところ、白色は調査できなかったり、公開されていない場合です。
3つ目の欄は、平成16年度の主なコンテンツ関連研修講座の一覧です。
これ以外にも、
市町村のセンターなどで整備されたコンテンツ
はは、2004年度後期の受講者が調査してくれたものです。
市町村合併や、移転などで既に移動しているものも一部ありますが、足がかりに使ってください。
- 上記以外で参考となるリンク集
黒板プロジェクト 教材一覧
既に終息したプロジェクトのものですが、「誰でも簡単に使える提示教材」を目指して一覧化しておられるものです。
電子黒板普及前に、黒板に直接投影して、チョークと組み合わせて使うことを想定したコンテンツ類です。
NHKデジタル教材
「クリップをさがす」から、選んでいくと、多数のコンテンツにたどり着けます。
検索してたどり着いたコンテンツのURLを保存するなどがやりにくいので、使い方に工夫がいる所です。
デジタル掛図Ver.2(学内専用)
東京書籍の小学校3・4年社会科に対応したデジタル資料集です。主に先生が授業の中で提示して活用しやすいように工夫されています。
大学内からのみ閲覧可能な状態ですので、留意して利用してください。
教材・図鑑(奈良教育大学)
授業のたね(京都教育大学)
デジタル教材アーカイブ(大阪教育大学)
大学から提供しておられる「デジタルコンテンツ」類です。
わかりやすい「デジタル教材」サイト ver.2 (デジ教材サイト)
デジタル教材などのリンク集を作っておられるグループのサイトです。デジタル教科書の動向などもあります。
- 教科別のリンク集
◆活用場面を考えながらeコンテンツをみていこう◆
ワークシート(DOC形式)に「学年」「単元名」「気になるデジタルコンテンツ」「活用しようと思う場面」を記録しながら、見ていきましょう。
最初は、得意な教科・単元についてみていくといいでしょう。時間に余裕があれば、つぎは苦手な教科・単元についてみていきましょう。