お知らせ

中等教科教育法II(情報)
(Subject Pedagogy ( ICT) )
[シラバス]
目的
中等教科教育法I(情報)に引き続いて、高等学校における教科「情報」に関する授業の実践力を養うことを目的とします。
学習指導案の具体的な作成活動や模擬授業の実習などを通じて体験的に学ぶことを主体に行います。
到達目標
◆学習目標
教科「情報」の指導のための、学習指導案の立案ができること。
情報活用の実践力についての指導ができること。
情報の科学的な理解についての指導ができること。
情報社会に参画する態度についての指導ができること。
ICT機器等を活用して、知識の定着や技能の習熟を図れるように指導できること。
児童生徒が授業や学習活動に必要なICTスキルについて指導できること。
情報社会の倫理や法について指導することができること。
自他の権利について理解し尊重できるように指導できること。
自他の安全や健康を害するような行動を抑制できるように指導できること。
情報セキュリティに関して重要性を指導できること。
地域・保護者と連携をとり、児童生徒の情報安全教育を進める意義を理解できること。
授業計画(内容と方法)
◆授業計画
おもな授業内容は、以下の通りですが、受講者の人数や、準備できる模擬教室環境によって、模擬授業の時間数が変化します。
本年度は、京都教育大学と連携して、相互に模擬授業をテレビ会議等で接続し、相互評価する活動も実施する予定です。

●教科「情報」の目標と内容
●学習指導計画の立案、学習指導案の作成(演習含む)
  ・学習指導案作成の意義,学習指導案の作成方法
  ・細案・略案、レシピ
●授業の展開例
  ・情報教育事例の紹介
●模擬授業
  ・模擬授業に関する注意
●授業の評価と改善
  ・授業分析,授業評価
●学習環境の整備および情報教員の役割
  ・物的環境の整備、人的環境の整備
●まとめ
テキスト,参考図書,教材等
◆テキスト
「高等学校学習指導要領解説 情報編」

◆参考図書
『教育の方法と技術』  西之園晴夫・宮寺晃夫 編著  (ミネルヴァ書房)
『情報科教育法』 岡本・西野・香山編著(丸善)
『情報科教育のための指導法と展開例』 岡本・西野編著(実教)
各社の教科書(講義の中で紹介します)
評価方法
出席、模擬授業、学習指導案などのレポート提出によって総合評価します。
メッセージ等
学習内容の点から、授業時及び自宅での学習時に、コンピュータ等のICTの活用ができることを前提として授業を行います。